「さっき食べたばかりなのに、また何か食べたい」「ダイエット中なのに、食欲をコントロールできずに困る!」「常に何か食べたい!」そんな経験は誰にでもあると思います。
しかし、ダイエット中は必要以上のカロリー摂取は避けたいですよね。
今回は、常に何か食べたい状態の原因と対策をお伝えします。
常に何か食べたくなる状態には、きちんとした理由があります。
ダイエット中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
お腹がすいてないはずなのに、常に何か食べたいのはなぜでしょうか?
考えられる原因を解説するので、自分はどれに当てはまるのかを確認してみてください!
常に何か食べたくなる原因のひとつに、ストレスがあげられます。
仕事や家事などに追われ、ストレスが溜まっていませんか?
ストレスには、食欲を抑制するホルモンを減少させ、反対に食欲を促すホルモンの分泌を増やす作用があります。
そのため、満腹を感じられず、常に何かしらの食べ物を口に入れている状態になるのです。
疲れが溜まっている場合も、常に何かを食べたくなってしまう原因に。
ゆっくり湯船に浸かったり、充分な睡眠はとれていますか?
疲労が蓄積されていると、身体からストレスホルモンが排出され、ホルモンの分泌が正常に行われなくなります。
その結果、常に空腹の状態を作り出してしまい、常に何か食べたくなってしまいます。
また、十分に寝ていても疲労がとれない場合は、睡眠の質が悪い場合があります。
食事の際に移動しながら食べたり、食事以外の行動をしながら食べたりと「ながら食べ」をしていませんか?
他のことに気をとられていると食事に集中できず、つい食べ過ぎてしまう傾向にあります。
食事の時間を削っているのであれば、充分な時間を確保する必要があるでしょう。
こまめな水分補給はできていますか?
充分な水分補給ができていないと、身体が水分を欲しがり、空腹感を感じて常に何か食べたい状態になってしまうことも。
食べ物にも水分が含まれており、飲み物よりも食べ物を通して摂取するほうが気軽に摂れるため、つい食べ物で補おうとする傾向にあるのです。
常に何か食べたくなる状態は、食事内容も関係しています。
バランスのとれた食事をしていますか?
無理な食事制限や栄養バランスの偏った食事をしていると、満腹を感じられず、ついおやつを食べてしまいます。
満腹感を持続させるためには、タンパク質や良質な脂質・食物繊維など、さまざまな栄養素を食事に取り入れることが大切です。
常に何か食べたくなってしまう原因がわかったところで、対策をお伝えします。
参考にして、頑張って食欲をコントロールしましょう!
常に何か食べたい状態を変えるためには、何も食べられない状態にするのも一つの手。
空腹を感じたら、すぐに食べるのではなく少し我慢してみてください。
感情に左右されている「偽りの食欲」の可能性があります。
栄養を摂るための「本物の食欲」であるのか「偽りの食欲」であるかを判断するために、すぐに食べるのではなく、まずは時間を置いてみましょう。
運動や音楽鑑賞、読書など別の行動で気分を紛らわせ、気持ちを落ち着かせる方法がおすすめですよ!
「我慢できない!やっぱり常に何か食べたい!」
そんな時は食べる順番を意識し、我慢せずに食べてみてください。
まずは食物繊維を摂取しましょう。
食物繊維は、糖の吸収スピードを遅らせ血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
また、便通改善を期待できたり、食べ過ぎ防止にも役立つため、ダイエッターの強い味方です。
他にも食べる前に水分を摂ってみたり、ゆっくり噛んで満腹中枢を刺激するのもおすすめです!
色々な方法を試してみても常に何か食べたい状態が改善しない場合は、病院で相談しましょう。
食欲が抑えられないだけでなく、気持ちや身体の面で不調を感じる場合はストレス過食の可能性があります。
その場合は自分での対処が難しく、放置すると摂食障害や睡眠障害、うつ病などの病気を発症するリスクがあります。
ストレス過食を相談したいときは、心療内科や精神科で受診してみてください。
主に、カウンセリングや認知行動療法、薬物療法、磁気刺激治療などで対応することが多いです。
その際は、1日の食べ物の摂取量や体調の変化、症状がいつから始まりどういった時に現われるのかなど、診察時に伝えてくださいね。
今回は、常に何か食べたい状態の原因と対策をお伝えしてきました。
常に何か食べたくなってしまう状態には、理由があります。
食欲の理由がわかりスッキリしたのではないでしょうか?
少しでもダイエットや食欲抑制のお力になれたなら幸いです!