その肌荒れ、睡眠不足のせいかも？睡眠不足を改善し美肌を目指そう！

私たち現代人は夜遅くまで仕事をしたり、スマホを見て夜更かしなどで睡眠時間が足りていない現状です。
睡眠不足の日が続くと、肌荒れを感じたりしませんか？
実は、悩める肌荒れには睡眠が大きく関係しています。
肌荒れに悩んでいる方は、一度自分の睡眠について見直してみるのがおすすめ。

今回は、睡眠不足と肌荒れの関係についてや、美肌を導くために睡眠の質を高める方法について紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、睡眠や睡眠環境について今一度見直してみましょう。

睡眠不足で肌荒れする！？

睡眠不足が続くことでニキビができる、肌のハリツヤが感じられなくなるなどの肌荒れを経験したことがある方も多いでしょう。
「美肌への近道は睡眠」と言われるくらい、美肌にとって睡眠はとても大切です。

実は、肌荒れには成長ホルモンが関係しています。
成長ホルモンと聞くと、子どもの成長に欠かせないホルモンと感じますが、大人にとってもとても重要なホルモン。
脳下垂体から分泌される成長ホルモンは、食事で摂った栄養を吸収し細胞が活性化して、肌を含めた組織の修復をする役割を担っています。

肌が最も活発に生まれ変わるのは、成長ホルモンの分泌が高まる睡眠直後3時間の深い眠りと言われています。
そのため、睡眠不足が続くと肌を含めた身体の組織が修復されずバリア機能も低下してしまうので、睡眠不足によって肌荒れが起きてしまうのです。

睡眠不足によって肌荒れしてしまう理由

睡眠不足が肌荒れの原因である理由は、大きく分けて2つあります。

睡眠不足による肌荒れ①ターンオーバーが乱れる

睡眠不足によって肌荒れが起きてしまうのは、ターンオーバーが乱れてしまうことが関係しています。
肌の表皮の生まれ変わりであるターンオーバーは、約4週間のサイクルで行われるのが理想的と言われています。
ターンオーバーが乱れる原因は、年齢や紫外線の影響もありますが、睡眠不足もターンオーバーの乱れの原因のひとつ。

睡眠不足で成長ホルモンが分泌されないとターンオーバーは乱れ、古い角質が剥がれ落ちず肌がごわついたり、シミやくすみになったりして肌荒れの原因になってしまいます。
正常なターンオーバーのサイクルを保ち、肌荒れを防ぐためにはきちんと睡眠を取ることは欠かせません

睡眠不足による肌荒れ②自律神経が悪影響を受ける

睡眠不足によって肌荒れが起きてしまうのは、睡眠不足によって自律神経が悪影響を受けてしまうことも関係しています。

私たちの身体や心の状態は、自律神経が関係しています。
自律神経は、興奮や緊張している時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経の2種類がバランスよく働くことで正常な状態を保っていますが、睡眠不足が起こると自律神経のバランスが崩れて肌荒れの原因に。
自律神経のバランスが乱れることで、頭痛やめまいなどの自律神経失調症のリスクが高まる危険性もあります。

また、睡眠不足は交感神経を優位に働かせてしまい、血圧や心拍が上昇し高血圧や不整脈を引き起こしたり、血管が収縮し血流が滞ることでストレスホルモンの分泌が盛んになったりして悪影響を受けます。
ストレスホルモンが増加することで、交感神経が多く働くようになり皮脂分泌が増えて肌荒れの原因となり、ニキビができたり、ホルモンの変調によりシミができてしまう可能性も。
睡眠不足によって肌荒れを防ぐためには、睡眠不足による自律神経の乱れを改善していく必要があります。

良質な睡眠で睡眠不足と肌荒れを治すには？

睡眠不足による肌荒れを防ぐためにも、睡眠の質を高めることは重要です。
睡眠直後の3時間は、成長ホルモンが最も分泌されるため、この時間の睡眠を深くする必要があります。

睡眠不足で肌荒れしない良質な睡眠①ベッドに入ったらスマホは見ない

睡眠不足による肌荒れを防ぐためには、ベッドに入ったらスマホを見ないようにしましょう。
ベッドの中でスマホを見る方も多いですが、睡眠直前まで画面を見ていると画面から出るブルーライトが睡眠の質を低下させてしまうことも。

良質な睡眠をとって睡眠不足による肌荒れを防ぐためには、夜は暖色系の明かりにし、スマホを見ない習慣をつけて良質な睡眠をとって肌荒れを防ぎましょう。

睡眠不足で肌荒れしない良質な睡眠②入浴と就寝するまでの間を空ける

睡眠不足による肌荒れを防ぐためには、入浴と就寝までに少し間を空けて、良質な睡眠がとれるようにしましょう。
入浴してすぐに就寝しようとすると、体温が上がっている状態となり寝付きが悪くなってしまうことも。

良質な睡眠をとるためには、ぬるめのお湯に浸かって脳をリラックスさせましょう。
リラックスすることと入浴と就寝前の時間を空けることで体温が下がり、寝付きがよくなって、睡眠の質を高めることができるので睡眠不足による肌荒れを防ぐことができます♪

睡眠不足で肌荒れしない良質な睡眠③就寝前カフェインは避ける

睡眠不足による肌荒れを防ぐためには、寝る前にカフェインを取るのは避けましょう。
コーヒーや紅茶に含まれているカフェインは、脳を刺激し覚醒させてしまい、眠れたとしても眠りが浅くなります。
眠りが浅くなってしまうと睡眠不足になり、肌荒れの原因となってしまいます。
もし就寝前に喉が渇いたら、ノンカフェインの飲み物やホットミルクがおすすめ。

また、就寝前はコップ1杯分の水を飲みましょう。
就寝中は汗をかき体内の水分が不足しやすく、成長ホルモンによるターンオーバーは水分が必要となるので、必ず水分を取りましょう。

睡眠不足で肌荒れしない良質な睡眠④リラックス効果のある香りを活用

睡眠不足による肌荒れを防ぐためには、寝室やベッドの周りに、リラックス効果のある香りを活用しましょう♡

ラベンダーやカモミールなどの香りは、精神を安定させる香りと言われています。
ルームディフューザーを寝室に置き、自分が心地よいと感じる香りに包まれることで寝付きもよくなり、睡眠不足による肌荒れを防ぐことができます♪

睡眠不足で肌荒れしない良質な睡眠⑤枕やベッド・寝間着などを見直す

肌荒れを防ぐためにしっかりとした睡眠をとるには、寝具を整えることも大切です。
良質な睡眠をとるために特に重要なのは、自分に合った枕選び。
枕を変えただけでも、寝付きの良さや眠りの深さが格段と違ってきます。

また、季節によって掛け布団を変えたり、寝る時には部屋着ではなくパジャマで寝るようにすることも睡眠の質を上げるポイント。
自分に合った寝具選びで良質な睡眠をとり、睡眠不足による肌荒れを防ぎましょう♪

睡眠不足は肌荒れの原因に。良質な睡眠で美肌を目指そう！

睡眠と美肌は切っても切れない関係。
睡眠を取ることで肌の修復が行われて美肌を保っているので、睡眠不足に陥ってしまうとターンオーバーが乱れ、自律神経が悪影響を受けてしまい肌荒れが改善しません。

美肌へ導くにはただ寝るよりも、睡眠の質を上げることが重要となります。
毎日しっかり質のよい睡眠を心がけ、睡眠不足による肌荒れを防ぎましょう♪

▶︎疲れ顔についてはこちら