キャバ嬢とは?新人キャバ嬢が失敗しがちな項目も含めて徹底解説!

キャバ嬢とは?
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金銭的な理由や憧れなどから「キャバクラで働いてみたい!」考えたことがある女性は多いでしょう。キャバクラには守るべき基本的なルールや注意点が多数ありそれを知らないと余計なトラブルを引き起こしてしまうので注意が必要です。

今回はそんなキャバクラのルールや働き方について未経験の方にわかりやすく説明していきます。
またお給料のシステムの種類も説明しますのでより自分が稼げるシステムはどれか考え、お店選びの基準の参考にしてくださいね。

キャバ嬢とは

キャバ嬢とは「キャバクラ」で働く女性を指します。
キャバクラに来店されるお客様に少しでも楽しい「時間」と「空間」を提供するためにルールを守る必要があります。(クラブで働く女性はホステスと呼びます)
以下で説明するルールはキャバクラでのルールとなり、クラブでは違う場合もありますので気を付けてくださいね。

⇒キャバ嬢とホステスの違いについて詳しく知りたい方はこちら♪

客席でのルール

キャバクラには多くの共通したルールがあり、そのルールは業界独特のものから他の仕事と同じ様な基本的なルールまで幅広く存在します。
ただ客席についてお客様の接客をするだけでは思わぬトラブルを引き起こす可能性もありますのでルールは必ず確認しましょう。
ここでは基本的な客席についてからの一連の流れから守るべきルールやポイントについて説明します。

挨拶をして席に着く

まず客席について最初に守るルールは「お客様に挨拶をして席に着く」です。「何を当たり前な事を!?」と思われるかもしれませんが、人の大体の印象は初対面の第一印象で決まると言われています。

フリー(指名なし)のお客様に対しては特に第一印象である挨拶に気を付けましょう。
フリーのお客様を自分の本指名のお客様につなげる事がキャバクラで稼ぐ第一歩です。
基本的にフリーのお客様は1セット(60分が多い)に3~4人のキャバ嬢から接客を受けます。
他のキャバ嬢に負けないよう、明るく挨拶をしましょう。

本指名のお客様に対しては初めて本指名してくれたり、リピートしてくれた事に対して必ず感謝の意を伝えましょう。
その時のポイントとしてはそのお客様の事を「特別扱いする」「優越感を与える」ことです。
例を挙げると以下になります。

①前回お客様としたトークを使う
②前回お客様が来てくれた日を覚えて「~日ぶりだね」と伝える
③「~さんが来てくれて本当に嬉しい!」「本当に助かる!」など素直に伝える

注意点としては他のお客様としたトークなどと間違えない事です。
他のお客様と間違えてしまうとがっかりさせてしまうので気をつけましょう。

⇨キャバ嬢の営業LINEについてはこちら♪

名刺を渡す

この名刺を渡すことは基本的にフリーのお客様限定のルールとなります。
「挨拶をして席に着く」でも説明しましたがフリーのお客様は複数人のキャバ嬢から接客を受けて名前などが記憶に残らない場合もあります。
お客様は基本的にお酒を呑まれますのでお客様によっては呑んで記憶が曖昧になる場合も考えられます。
せっかく接客を頑張っても記憶に残らず次の指名に繋がらないと意味がないので必ず名刺は渡しましょう。
名刺を渡す際には必ず両手で名刺をもって渡すなど社会人と同じルールを守る事が必須となります。

稀にですがお客様から名刺を渡される場合もあります。
その際はすぐに名刺をしまわずに必ず書いてある情報を読みましょう。「会社名」や「名前」など名刺は話を広げるアイテムとなります。
中には他の人とは違う特徴的な名刺を持っているお客様もいます。
その様なお客様は基本的にこだわりを持ってその名刺を使う事が多いので必ず褒めるようにしましょう。
またいただいた名刺はポーチなどに入れるのではなくキチンと名刺入れにしまいましょう。
接客が終わったあと、名刺にそのお客様と「話したトーク」や「追加の情報」を書き込むと忘れにくいのでオススメです。

おしぼりについて

おしぼりはお客様が来店時に一番最初に渡されるものになります。
お客様が来店されて最初に席についたキャバ嬢はおしぼりを邪魔にならない位置に綺麗にたたんで置くのがルールとなります。
その際の畳み方は三角折と呼ばれる畳み方が一般的ですが、必ずしも三角折じゃないとダメと言うわけではありません。
お店によってルールもありますので事前に確認しておきましょう。

おしぼりはお客様が来店時以外にもお手洗いに行かれて帰ってきた際にも渡します。
おしぼりを渡すという単純な仕事の中でもお客様の目を見て笑顔で広げて渡すなどちょっとした気配りが次に繋がっていくので手を抜かず細心の注意を払う事が大切です。

煙草について

お客様が煙草を吸いそうな仕草をしたらすぐに自分のライターを用意しましょう。
ライターはキャバクラの店舗名が入ったものをお店が用意してくれる場合もありますが無い店もあるので、出勤前や席に着く前にライターを持っているか必ずチェックをしましょう。

ライターを使う際にはお客様の口元で火を点けずに一度自分の手元で火を点けましょう。
ライターを使われる方ならわかると思いますがライターは稀に点けた際に火が大きくなってしまう事があります。
お客様を火傷させてしまうなど取り返しのつかないミスを避けるためには必須です。
また、灰皿についてもお客様がいつでも綺麗な灰皿を使えるように交換しましょう。

自分が煙草を吸いたい場合もあると思います。
その際には必ずお客様に吸ってもいいか確認をするのがルールです。
勝手に席について煙草を吸ったり、お客様より先に煙草を吸う事が無い様にしましょう。
また、お客様が煙草を吸わない方ならどんなに優しそうなお客様であっても吸わない方が良い印象を与えられます。
本指名で付き合いの長い方でお互いに理解があるなら許される場合もあります

お酒について

キャバクラにいらっしゃるほとんどのお客様はお酒を呑まれます。
お酒を楽しく呑んでいただくためには小さな気配りと守るべきルールがあります。
まずはお客様が呑まれるお酒ですが日本酒、ワイン、シャンパン、ウィスキー、焼酎など多くの種類があります。

グラスで提供されるお酒はお店が用意してくれるので作らなくても良いですが「キープボトル」と呼ばれるお客様がお店に預けるお酒は席で接客するキャバ嬢がお客様のグラスに注いで、好みに合わせてお水やソーダで割って作る必要があります。
お客様の好みの濃さを覚える事も大切です。
また常にお客様のグラスを確認してお客様が飲み干す前に追加して作る気配りが売れるキャバ嬢には必須のスキルとなります。
またお酒を作るだけでなくお客様のグラスについた水滴を拭くのもキャバ嬢の仕事になります。
常に清潔なハンカチをポーチに入れて持ち歩きましょう。

お酒を飲む時は自分のグラスをお客様より下の位置で乾杯して「いただきます」と一言添えます。
お客様と話しながらお酒をいただいて、席を離れるまでに飲み干すようにしましょう。
席を離れる際には必ず「ごちそうさまでした」などと挨拶をして席を離れましょう。

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客席での注意点

ここまでで席についてからの一連の流れを、キャバクラのルールを踏まえながら説明しました。ここからは客席での注意点を紹介します。
他のキャバ嬢とのトラブルの原因にもなりますので、注意するようにしましょう。

ヘルプの席では連絡先や名刺を交換しない

名刺を渡す際のキャバクラのルールでも説明しましたが、自分の名刺はフリーのお客様だけに渡しましょう。
同様に連絡先(LINEや電話番号など)の交換もフリーのお客様限定です。

キャバ嬢はヘルプでお客様の席につく事もあります。
ヘルプとは本指名のキャバ嬢が決まっているお客様の本指名のキャバ嬢が席に着いていない時間に、指名状に代わって席についてお客様を接客する仕事です。
このヘルプで席についた場合にお客様に名刺を渡したり連絡先を交換することは絶対にNGです。
キャバクラのシステム上お客様は一度本指名をしたキャバ嬢がいても他のキャバ嬢を指名することは可能です。
しかしながらこれはお客様をとったとられたとキャバ嬢同士のトラブルの種になる事も多々あります。
トラブルを避けるためにもこの2つは絶対に守るようにしましょう。

稀に本指名のキャバ嬢が決まっているお客様の席にヘルプでついた際に、お客様から「内緒で連絡先を交換しようよ」や「名刺ちょうだい」と言われることもあります。
その際には「~ちゃん(本指名のキャバ嬢)に悪いよ」や「お店のルールでダメなんだよね」などと言って避けましょう。

他のキャバ嬢の個人情報を言わない

キャバ嬢同士は仕事上ではライバルだとしても個人的に仲良くなることが多いです。
その際に本名や、住んでいる場所、昼職、年齢、彼氏の有無などお客様に内緒にしている事を知ってしまう事もあります。
そうした情報をお客様に話してしまうことは絶対にNGです。

例えば他のキャバ嬢の住所をお客様に話してしまった事から事件が発生することも十分考えられます。
トラブルを避けるためにも他のキャバ嬢の個人情報を知ってしまったら胸に留めて誰にも言わないようにしましょう。

お仕事の話は自分から振らない

キャバクラに行くお客様は高い料金を払い楽しい「時間」と「空間」を求めて来店されます。
その際にキャバ嬢から仕事の話をされると「せっかく仕事のストレスを忘れに来たのに・・・」とがっかりしてしまう事もあります。

もちろんお客様の中には「自分の仕事を認めてほしい」「自分の仕事を褒めてほしい」と思う方もいます。
そういう方の場合は仕事の話を聞き、上手に話を広げていきましょう。

仕事の話題は話が広がるのでトークテーマとして使いたくなりますが、一番はお客様が満足して帰ること、という意識を忘れないでくださいね。

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キャバ嬢の給料は?

最後にキャバ嬢のお給料について説明します。
お給料は基本的に以下に挙げるものを使っているお店が多いですが
同じお店に在籍するキャバ嬢同士でも給料のシステムが違うということも多々あります。
自分が1番稼げるシステムのお店を探しましょう。

⇨キャバ嬢の確定申告についてはこちら♪

ポイントスライド制

ポイントスライド制とはキャバ嬢の様々な成績と予めお店が決定したポイント表を照らし合わせて給料が決まるシステムの事です。
例えば本指名1回に対して1ポイント、本指名の売上1万円につき1ポイント、同伴1回に対して1ポイント、本指名のお客様が延長してくれたら延長時間に応じて数ポイントなど、全ての項目でたくさんポイントを稼ぐとそれによって時給が上がるシステムです。

ポイントスライド制のメリットは、売上が少なくても指名あれば時給が上がるなど他の項目の成績が悪くても他項目でカバーが出来るという点があります。

売上スライド制

売上スライド制とは本指名のお客様がキャバクラで使ってくれた金額の合計に応じて給料が決まるシステムの事です。
例えば、本指名の売上が月に30万円あれば時給は3,000円、売上が月に50万あれば時給5,000円、売上が月に100万あれば時給は10,000円など毎月の売上によって時給が変わるシステムです。

売上スライド制のメリットは、お客様が少ない場合でも1人のお客様がたくさんキャバクラでお金を使ってくれると自分も時給が稼げるなど売上を伸ばすことが得意なキャバ嬢に向いているシステムと言えるでしょう。
売上スライド制のデメリットとしては、お客様がたくさん来てくれても売上を伸ばせないと時給があがらないという点です。

インセンティブの種類

インセンティブとは分かりやすい言葉でいうと「バック」の事です。
このインセンティブは働くキャバクラによって定められた項目別に、達成すると時給とは別にお給料を貰えるというシステムです。
せっかくキャバ嬢として働くなら1円でも多く稼ぎたいのは当然の事です。
お店のインセンティブシステムを上手に使い多くの給料を稼ぎましょう。

「同伴1回毎に~円バックをつけます」など多種多様なものがあります。
またお店によっては期間限定イベントのような形でインセンティブを設定している店も多いのでこのインセンティブについては入店前だけでなく毎月担当のマネージャーに確認をしておきましょう。

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まとめ

今回はキャバクラのルールについて1から説明していきました。
お店によって多少の誤差もありますがここで挙げたルールは基本的に各店共通のものになります。
不要なトラブルを避けたくさんのお給料を稼ぐためにもルールを必ず守って楽しく稼ぎましょう。

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