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「寝起きがあまり良くなく、毎日朝風呂に入って無理やり身体を目覚めさせている…」そんな方も少なくないでしょう。
また、「朝風呂は体にいい」「ダイエット効果がある」などの噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
実際、朝風呂にはメリットが多くあります。
しかし、正しい方法で朝風呂しないと、髪や身体にとって悪影響を与えてしまう可能性も。
そこで今回は、朝風呂のメリット・デメリットを解説するとともに、朝風呂のダイエット効果、正しい朝風呂の入浴方法を紹介します!
朝風呂をすると身体にとってさまざまな嬉しい効果があり、特に寝起きでの朝風呂は身体をシャキッとさせる効果が期待できます。
ここでは、朝風呂のメリットを詳しく紹介します。
朝風呂の最大のメリットは、身体をスッキリ目覚めさせることができることでしょう。
朝に温かいシャワーを浴びたり湯船に浸かったりすることで、交感神経を刺激することができます。
すると、身体中に血液を巡らせることができ、身体を一気に活動モードにすることが可能になります。
寝起きが悪い人や朝シャキッと目覚めたい人には、メリットがたくさんあるのが朝風呂です。
寝ている間にかいた汗を流せるということも、朝風呂のメリットです。
人間は寝ている間に500mlもの汗をかくと言われています。
特に夏の暑い時期には、起きたら汗のベタつきや体臭・身体の汚れが気になるという方も少なくないでしょう。
朝風呂によって汗をかいた身体を流せば、気持ちよく1日をスタートさせることができるのも、朝風呂のメリットのひとつですよね。
朝風呂に入って身体を温めることは、基礎代謝の向上や脂肪燃焼効果に期待できます。
そのため、朝風呂はダイエット中の方にもメリットがあります♪
また、朝風呂をして身体を内側から温めて汗をかくことで、むくみの解消にもつながります。
特に塩分が多い食べ物を食べ過ぎたりアルコールを摂取しすぎたりした翌日には、朝風呂に入ってむくみを取るようにしましょう。
効果的にむくみを取るためには、朝風呂をしながらのマッサージもおすすめですよ。
メリットが多い朝風呂ですが、反対にデメリットも存在します。
朝風呂のデメリットについても、詳しく解説していきます。
朝風呂のデメリットとして挙げられるのは、忙しい朝だからこそシャンプーやトリートメントを洗い残してしまうこと。
ゆっくり時間に余裕をもって朝風呂できれば良いのですが、どうしても朝は忙しく、バタバタとお風呂に入ってしまいがち。
慌てて朝風呂bに入り、シャンプーやトリートメントを洗い残してしまうと、さまざまなデメリットをもたらしてしまいます。
シャンプーやトリートメントの洗い残しは毛穴汚れの原因となり、結果的に頭皮や髪に大きなダメージを与えてしまうことにつながりかねません。
また、髪の自然乾燥もダメージの原因になってしまいます。
朝風呂に入る場合には頭皮や髪をしっかりと洗い流し、ドライヤーも怠らないことが大切。
朝風呂のメリットをしっかり感じるためには、時間に余裕をもって朝風呂することが大切です。
夜はお風呂に入らず、朝風呂のみで済ませる方もいると思いますが、あまりおすすめできません。
寝る前の入浴には、心身のリラックス効果や眠気を誘ってスムーズに入眠できるようにする効果が期待できます。
そのため、「朝風呂に入るから夜はお風呂に入らなくてもいい」というわけではないのです。
夜は1日の汚れが溜まってしまっているので、そのままお風呂に入らずに寝てしまうのは衛生的にも心配ですよね。
朝風呂には朝風呂のメリット、夜風呂には夜風呂のメリットがそれぞれ期待できるため、朝風呂に入る場合でも夜に入浴するのがおすすめです♪
▶︎朝晩2回のお風呂についてはこちら
朝風呂のメリットやダイエット効果を解説したところで、ここからは朝風呂の正しい入浴方法を紹介します!
正しい方法で朝風呂を楽しみ、朝風呂のメリットを存分に感じながら心も身体も健康になりましょう!
朝風呂のメリットを感じるためには、朝風呂をする前にしっかり水分補給をするようにしましょう。
人の身体は睡眠中に大量の汗をかきます。
朝起きたときは水分不足になっていることが多いため、朝風呂をする前には十分な水分補給を心がけましょう。
朝風呂の前に飲む水は、冷たい水ではなく温かい白湯がベスト。
水分補給をしっかりしてから朝風呂を行うとデトックス効果もできるので、朝風呂のメリットが増えますよ♪
朝風呂のメリットを感じるためには、熱すぎないお湯で朝風呂をするようにしましょう。
起床時は1日の中でもっとも血圧が低く、その状態で朝風呂をして熱いお湯に浸かると、血圧が一気に上昇してしまいます。
特に寒い冬の時期には、「ヒートショック」という脳心筋梗塞や脳卒中、脳貧血につながる恐れもあります。
朝風呂のメリットを得るためには、38℃〜40℃程度の少しぬるめのお湯がおすすめです。
心地いいと感じる温度でゆっくりリラックスして、朝風呂のメリットを感じながら朝風呂を楽しみましょう♪
▶︎半身浴の温度についてはこちら
朝風呂のメリットを得るためには、朝風呂の時間は短めに済ませるのがおすすめ。
夜に入浴するときは、数十分から1時間程度ゆっくり半身浴をするという方も多いと思いますが、朝風呂の場合は5分程度の短い入浴がおすすめです。
朝風呂で長く入浴してしまうと副交感神経が働き、眠気を誘ってしまう可能性も。
また、長時間お湯に浸かることは疲れの原因となることもあります。
朝風呂ではあまりお風呂に長居せず、短い時間で気持ちのいい朝風呂タイムにしましょう♪
目覚めをスッキリさせたり、寝汗を流してさっぱりしたりと、朝風呂には嬉しいメリットがたくさんあります。
朝風呂をすることで、脂肪燃焼やむくみ解消などの効果が期待できるので、ダイエット面にもメリットをもたらします。
しかし、ただ朝風呂すればいいというわけではありません。
間違った方法での朝風呂は、かえって身体や髪に悪影響を与えてしまう可能性も。
正しい方法を守って朝風呂のメリットを得て、気持ちのいい1日をスタートさせましょう!
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