「ちょっとだけ今の仕事だけだとお給料が足りないから夜職してみようかな?」だったり「夜職に興味があるけど、どこで働けばいいのかわからない!」という方は多いと思います。
でも「どこで働いてもそんなに変わらないでしょ?」でお店を決めてしまうと向いていない仕事を選んでしまい、せっかく稼げるチャンスがあるにも関わらず稼げない可能性もあります。
「せっかく働くならたくさん稼ぎたい!」ならこの記事でキャバ嬢とホステスの違いから説明していますので参考にしてください、最後にどちらが向いているのか考えるポイントも挙げていますので自分がどちらに向いているのか考えながらチェックしてみてくださいね。
目次
キャバ嬢とホステスって同じ仕事じゃないの?と思われている方は多いと思います。ナイトワークを経験された事がない方からすると「男性のお客様にお酒を作って接客をする仕事!」と同じ様に見えてしまうのは無理もありません。
結論から先に書くとキャバ嬢とホステスは同じ様に見えて違います。一番気になるお給料の違いも踏まえながらこの記事では様々な項目からキャバ嬢とホステスの違いについて説明していきます。
まずキャバ嬢とホステスはそれぞれ働いている場所が違います。「キャバクラ」で働いているのがキャバ嬢で、「クラブ」で働いているのがホステスです。こう書くと「キャバクラ」と「クラブ」は同じものじゃないの?と言う意見も出てくると思います。大きな違いとして「キャバクラ」にはママが居なくて「クラブ」にはママと呼ばれるホステスさんがいます。
「キャバクラ」で働くキャバ嬢は男性スタッフ(黒服さん、ボーイさんと呼ばれる)からアドバイスや教育を受けて自身のスタイルを確立していくものに対して「クラブ」で働くホステスさんはママからアドバイスや教育を受けてママが目指すお店の方向性を一緒に作り上げていくという違いがあります。
キャバ嬢の接客スタイルの基本は「個」になります。キャバ嬢はお客様と1対1での接客になるためいろんなお客様に合わせて対応できる力が必要となります。その中でお客様に気に入っていただいて指名に繋がる事が大切となるため他のキャバ嬢と違う個性も必要となっていきます。
対してホステスの接客スタイルの基本は「和」になります。1つのテーブルにホステスは複数でつく事が多いため他のホステスさんとの協力は必要不可欠となります。個性を出す場面も時には必要となりますが、その場の空気を読んで自分が自分がと前に出すぎずお客様に楽しんでいただくことが大切です。
キャバ嬢に対する指名は基本的に「本指名」と「場内指名」の2種類になります。この指名の違いはAというキャバ嬢を目的にキャバクラに行って指名することが「本指名」フリー(指名なし)でキャバクラに入ってそこで気に入ったキャバ嬢を指名することが「場内指名」となり、お客様はいつでも指名のキャバ嬢を変更することが可能です。
ホステスに対する指名は基本的に「永久指名」と呼ばれる指名が一般的です。この「永久指名」は「係」とも呼ばれホステスさんが辞めるまではお客様は他のホステスを指名することが出来ないというルールのクラブが多いです。
「キャバクラ」に来店するお客様は若い方から年配の方まで幅広い層です。フリーのお客様が多く自分のお客様にするチャンスに関してはキャバ嬢の方が有利とも言えます。もちろん繁華街や郊外など立地によって値段も異なるのでお客様層は大きく異なります。
「クラブ」に来店するお客様は比較的落ち着いている方が多いです。基本料金もクラブの方がキャバクラよりも高く会員制のお店が多いのでフリーのお客様は少なくなります。しかしハイステータスのお客様が来店する可能性はクラブの方が高くなります。
キャバ嬢の給料は働いた時間「時給」によって計算されます。この時給と「本指名」による売上や「本指名数」によってバックが入るシステムの給料形態がキャバクラには多いです。
ホステスの給料は働いた日数「日給」によって計算されます。この日給と「指名(係)」のテーブルの売上によってバックが入るシステムの給料形態がクラブには多いです。
もちろん働くお店によって給料形態は異なりますが大筋でこの様な違いがあります。
ここまででキャバ嬢とホステスの違いについて5つの項目から説明しました。ここからはキャバ嬢とホステスの違いを踏まえ、キャバ嬢に向いている人とホステスに向いている人の違いを特徴やポイントから説明します。
キャバクラには様々な来店目的をもった幅広い年齢層のお客様が来店されます。指名の女の子と二人きりで静かにお話をしたい、お酒を呑みながらワイワイと女の子と盛り上がって楽しみたい、自分の話を女の子にきいてほしい、女の子の色んな話をききたい、仕事の一環で接待で利用しているなど本当にお客様の目的は多種多様と言えます。多くのお客様の目的に合わせ対応出来る引き出しがあり気に入っていただく事が売れるキャバ嬢の最初の一歩となります。そこから本指名につなげる努力が出来る人がキャバ嬢に向いています。
ポイントとしては①色んな人と会話するのが得意(話し上手)②自分の個性を上手く表現できる③お客様とワイワイ盛り上がれる④お客様によって接客スタイルを変える対応力がある人がキャバ嬢に向いています。
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クラブにはどちらかと言うと年配で落ち着いている日常生活ではあまり関わることの無いハイステータスなお客様が多く来店されます。そういうお客様達との会話を上手く引き出したり会話を成立させるためには普段から多くの勉強が必要になります。
ポイントとしては①色んな人の会話を上手く引き出せる(聞き上手)②政治経済や時事問題など様々な知識がある③他のホステスと上手く協調できる人がホステスに向いています。
キャバ嬢とホステスの違いについての解説ですが共通することもあります。
それは接客を通じてお客様に楽しんでいただく時間と空間を作るということです。キャバクラもクラブも通常と考えると高い料金をお客様は払っています。その料金に見合う楽しい時間と空間を作る努力をし続けることがキャバ嬢とホステスに共通することと言えるでしょう。
いかがだったでしょうか、今回はキャバ嬢とホステスの違いについて説明していきました。キャバ嬢とホステスは「キャバクラ」と「クラブ」という働く場所の違いからはじまり、接客スタイル、指名方法、お客様の層、給料など様々なポイントが違います。お客様から見ると隣で接客してもらい楽しませてもらう空間という視点では同じかもしれませんが、働く女の子側から見ると違ったものになります、自分がキャバ嬢とホステスどちらに向いているか考えてみるのも面白いかもしれませんね。