共働き夫婦は離婚率が高い?共働き夫婦でも離婚しないためにできること

日本は、「3組に1組が離婚する」といわれるくらい、離婚が多い国です。
そのうち、共働き夫婦の離婚率が高いという声もよく耳にします。

しかし、実際のところ、本当に共働き夫婦は離婚率が高いのでしょうか?
共働き夫婦の離婚率が高いのであれば、何かしらの原因があるはず。

今回は、なぜ共働き夫婦が離婚率が高いのか、離婚率が高くなる原因と離婚を回避する工夫についてご紹介します。
共働きの夫婦は、是非参考にしてくださいね。

共働き夫婦は離婚率が高い?

一昔前に比べると、共働き夫婦は増加傾向にあります。
その理由は、女性が社会で活躍しやすくなり、専業主婦の女性が少なくなったことも原因のひとつに挙げられます。

厚生労働省が発表している人口動態総覧の離婚欄をみると、令和3年では184,384組が離婚しています。
令和2年では193,253組となっており、前年と比べるとわずかながら減少しています。
(引用:厚生労働省 令和3年(2021)人口動態統計(確定数)の概況

また、労働政策研究・研修機構が出している「専業主婦世帯と共働き世帯」のグラフを見ると、年々専業主婦世帯は減少していますが、共働き世帯は増加傾向にあります。
(引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 専業主婦世帯と共働き世帯

女性の社会進出が身近になってきているこの時代、共働き夫婦が急激に減少することは考えにくく、これからも共働き夫婦が増えていきます。
そのため、共働き夫婦の離婚率も上昇する傾向にあるといえるでしょう。

共働き夫婦の離婚率が高くなる原因とは?

ここからは、共働き夫婦の離婚率が高くなる原因ついてみていきましょう。
統計上、共働き夫婦の離婚率が高いとはいえ、何かしらの原因があるはずです。
以下の項目が当てはまる共働きの方は、離婚する確率が高い可能性が考えられます。

共働きの離婚率が高くなる原因①夫婦の会話が少なくなる

共働き離婚率が高くなるのは、夫婦の会話が少なくなってしまうことが原因のひとつ。
共働きの場合、仕事が終わり慌ただしく帰宅し、家事や育児に追われ気がついたら寝る時間という方も多いでしょう。
共働きでこのような生活が毎日続くと、夫婦でゆっくり会話をする時間も少ないですよね。

また、お互いの働いている時間がズレていると、より会話をする機会も少なくなりがち。
夫婦の会話が少なくなることで、お互い考えていることや気持ちがわからなくなり、相手への興味が薄れてしまうことに繋がります。
夫婦のコミュニケーションが少ないと徐々にすれ違いが起こり、最終的に離婚ということになることも。

共働きの離婚率が高くなる原因②家事の分担で不満が溜まる

共働き夫婦の離婚率が高くなる原因には、家事の分担による不満が募ってしまうこともひとつ。
共働きといえど、「家事は女性が行うもの」という考えが未だに強い傾向にあります。
共働きなのに妻の方が家事の負担が大きくなったり、分担を決めていても夫が家事を行っていないと「自分はやっているのに、夫はなぜやらないの?」となり、不満が溜まってしまうでしょう。

ちょっとした不満でも、積み重なれば大きくなり夫婦仲もうまくいかなくなり、共働き夫婦の離婚率が高くなりがちです。

共働き夫婦の離婚率が高くなる原因③経済的な依存がない

共働き夫婦の離婚率が高くなるのは、相手に対する経済的な依存がないことも原因として挙げられます。
共働きだからこそお互いある程度収入があり、各々の収入の中で生活をしている夫婦も中にはいます。
共働きで収入があるからこそ生活面で特に困らず、経済的に余裕のある場合、離婚しやすくなることも。
お互いに経済的な余裕があるのに、うまくいっていない人と一緒にいるのは苦痛になり、離婚を切り出すケースもあります。

さまざまな仕事や働き方が増え、性別関係なく誰でも収入を上げることが可能な時代です。
男性の収入に頼って生活していく夫婦は今後ますます少なくなっていくので、共働きの離婚率は上がってしまうでしょう。

共働き夫婦でも離婚率を上げない工夫が大切!

共働き夫婦でも離婚率を上げない工夫が大切!

共働きでうまくいっていない夫婦間でも、「離婚は避けたい」と考える方もいるでしょう。
共働きだからこそ相手の嫌な部分が目についてしまいがちですが、生活に少し工夫することで共働きでも夫婦仲がよくなる場合もあります。

ここでは、共働き夫婦の離婚率を上げない方法を3つご紹介します。
どの方法もすぐに実践できますので、共働きの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

共働き夫婦が離婚率を上げない工夫①家事の分担で不満が出にくくする

共働き夫婦の離婚率を上げないためには、家事の不満が出ないように工夫する必要があります。
家事の分担をはっきり決めてしまうと、「やった、やっていない」という問題が出ています。
反対に、「できる方が家事をやる」というルールだと、最初はうまくいっていても、夫婦どちらかが負担しているということはよくあること。

そこで、共働きだからこそお互いが同じくらい負担できるように、分かりやすいようにボードなどに日々行う家事を書き出しみましょう。
そこに家事を行った方の名前を書いたり、お互いに声変えかけをしたりするなどの工夫をしましょう。

目で見て分かるものがあると、お互い相手に負担を与えないように気をつけるはず。
共働き夫婦の場合、家事も仕事の一環と考えて、平等に家事を行えるように取り組んでみましょう。

▶︎共働きの家事についてはこちら

共働き夫婦が離婚率を上げない工夫②夫婦で話をする時間を作る

共働きの離婚率を上げないためには、毎日少なくてもよいので、夫婦で話をする時間をつくりましょう。
共働きで忙しく、夫婦間でのコミュニケーションを取らなくなってしまうと、お互いの考えていることや気持ちが分からなくなるもの。

夫婦の話題は、些細なことでもなんでもOK。
そしてたまには2人で出かけ、リフレッシュする時間をつくることもおすすめ。
共働きだからこそ、夫婦の時間を大切にするようにしましょう。

共働き夫婦が離婚率を上げない工夫③相手を尊重して感謝を言葉にする

共働きの離婚率を上げないためには、相手を尊重し、感謝を伝えることが大切です。
夫婦といえども、相手を尊重しましょう。
「相手が家事などをやって当たり前」などとは、決して考えてはいけません。

共働きでお互いに忙しいからこそ、きちんと相手に感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。
気持ちを伝えることは気恥ずかしいと思う方もいますよね。
しかし、感謝を伝えられた側はもちろん、伝えた側も相手の嬉しそうな顔が見れるので、お互い良い雰囲気になるでしょう。

「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、夫婦という近しい関係こそ、日頃から感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。

共働き夫婦の離婚率を上げないために工夫しよう!

共働き夫婦の離婚率を上げないために工夫しよう!

統計データを見ると、共働き夫婦が増加していくとともに、前後する年はあれど離婚率は高い傾向にあります。
共働き夫婦の離婚率の高さにはいくつかの原因が考えられますが、当てはまるからといって必ずしも離婚に繋がるわけではありません。

共働きだからこそお互いが相手を尊重し、きちんと話す機会を設けるなど、ちょっとした工夫をすることで離婚にまで至らない場合もあります。
あまり夫婦仲がよくない共働き夫婦は、今一度行動を見直し、夫婦仲を保つ工夫を行っていきましょう。