顔や体の保湿、濡れた髪のドライヤー…。
「お風呂上がり、どこからケアしたらいいの!?」と思ったことのある人は少なくないはず。
さらに、乾燥しやすい時期であれば、お風呂上がりは時間との勝負です。
お風呂上がりの顔や髪はとても敏感な状態のため、正しい手順で素早くケアを行うことが大切です。
そこで今回は、未来の自分の肌を守るために欠かせない「お風呂上がりルーティン」をご紹介します♪
お風呂上がりのケアに自信がないという方は、お風呂上がりのルーティンを決めて、毎日のケアを効率的に行いましょう。
目次
ここでは、お風呂上がりの理想のルーティンを手順別にご紹介します。
お風呂上がりのルーティンが定まっていないという方はぜひ参考にして、手際よくお風呂上がりのケアを行いましょう♪
お風呂上がりのルーティンの第一歩として、まずは湯冷めをしないように体の表面についた水分を拭き取りましょう。
濡れたままの状態でいると、体が冷えてしまいます。
この時、タオルでゴシゴシと体を強く擦るのはNG。軽く拭き取るように水分を拭いましょう♪
一刻も早く顔や体のケアをしたい!という方には、バスローブを羽織るのがおすすめ。
水分を軽くオフしつつも完全に蒸発することを防いでくれるので、肌のうるおいを保つ効果が期待できます。
お風呂上がりのルーティンとして、お風呂から上がったらすぐに髪をタオルドライしてまとめましょう。
お風呂上がりはスキンケアやボディケアにばかり目が行きがちですが、肌と同じく髪も濡れたまま放置するのはおすすめできません。
顔や肌のケアが終わったらすぐに髪のケアに取りかかれるよう、一旦髪をタオルでドライケアしておくのがおすすめです。
タオルで髪の毛をギュッと包んで水分を軽くオフしたら、そのままそのタオルで髪の毛をアップにまとめておきましょう。
使うタオルは、吸水速乾にすぐれたタイプのものがおすすめ。
中には髪のタオルドライに特化した商品も販売されていますので、是非お風呂上がりのルーティンに組み込んでくださいね。
お風呂上がりのルーティンとして、顔や体の水分を軽く拭き取ったあとは、化粧水で全身を保湿しましょう。
浴室から出た瞬間から徐々に肌の乾燥が始まり、30分後の肌はお風呂前の水分量を下回っているとも言われています。
化粧水での肌ケアは、お風呂から上がって10分以内を目安に済ませるようにしましょう。
年中乾燥肌という方や、季節の変わり目で肌の調子が崩れる方は、バスルームの中で化粧水を塗ってみてください。
お風呂のドアを開けた瞬間に肌が乾燥してしまうのを防ぐことができます♪
お子様がいたり、すぐにケアができなかったりする場合は、お風呂上がりにささっと「保湿美容液」を塗っておくだけで肌が乾燥するのを防ぐことができます。
オイル状の美容液は、化粧水の浸透力を高めるブースター効果にも期待でき、一石二鳥です♪
是非お風呂上がりのルーティンとして、手際よく保湿する癖をつけましょう♪
お風呂上がりのルーティンに必ず入れていただきたいのが、保湿アイテムを使ったケア。
お風呂上がりに化粧水を塗り終えたからといって、安心してはいけません。
化粧水は肌に水分を与えて肌を柔らかくしたり、その後のスキンケアアイテムの浸透を促してくれますが、蒸発しやすいのが特徴です。
そのため、顔に化粧水を塗り終わったら、乳液や美容液・クリームなどの保湿アイテムで肌にうるおいを与えることをルーティン化しましょう。
スペシャルケアをしたい日には、フェイスマスクもおすすめ。
お風呂上がりのルーティンとして、保湿アイテムを上手に使い、お風呂上がりに乾燥しらずの肌になるようケアしましょう♪
お風呂上がりのボディケアも、お風呂上がりのルーティンに欠かせないもののひとつ。
ボディクリームやオイルを使って、顔だけでなく体もしっかり保湿をして、乾燥知らずの肌を目指しましょう。
肘や膝など、乾燥しやすい部分には念入りに塗るようにしてくださいね。
また、お風呂上がりすぐのボディケアは、体が多少濡れたままの状態でもOKです。
クリームやオイルの伸びが良くなるので、お風呂上がりのボディケアもルーティン化してしまいましょう♪
フェイスケア・ボディケアにおいて共通して大切なのは、肌が温かいうちに保湿をすることです。
お風呂から上がったら、できるだけスピーディに保湿を行うようにしましょう。
▶︎ボディケアのやり方についてはこちら
お風呂上がりのルーティンで忘れてはいけないのが、髪をドライヤーできちんと乾かすこと。
髪を濡れたまま放置して自然乾燥させるのはNG。
スキンケアが終わったら、タオルドライしていた髪をほどいてドライヤーで乾かしていきましょう。
可能であればタオルドライの後、ドライヤーをする前に「アウトバストリートメント」を使用することが理想です。
洗い流さないタイプのトリートメントであるアウトバストリートメントは、乾燥やドライヤーの熱から髪を守ってくれる役割があります。
特に痛みやすいとされている毛先は、念入りに塗り込むようにしましょう。
ドライヤーで髪を乾かす際は、根本→毛先の順番で乾かします。
ドライヤーは頭から10〜20cm程度離し、同じ場所に熱風を当てすぎないようにして乾かしましょう。
髪が乾いてきたと感じたら、最後に冷風をあてるとキューティクルが引き締まり、サラサラでツヤツヤな髪に仕上がります。
入浴すると体内の水分が汗によって出てしまうので、水分補給もお風呂上がりのルーティンのひとつに入れてしまいましょう。
保湿ケアで外から水分補給をしても、お風呂上がりは体の中身がカラカラな状態です。
入浴中は300~500mlの汗をかいている、というデータもあるので、お風呂上がりの水分補給は忘れずに行いましょう。
この時の水分は、常温のお水がおすすめ。
体への負担や湯冷めを防ぐためにも、冷たいお水は避けるようにしましょう。
お風呂上がりのスキンケアやヘアケアが一通り終わったら、軽くストレッチするのもルーティン化してしまいましょう。
ストレッチと言っても難しいものは一切なく、開脚や前屈のような、いわゆる運動前に行うような簡単なストレッチで十分です。
お風呂上がりで温まった状態の体でストレッチを行うことで、自律神経のバランスが整うとされています。
睡眠の質の向上やリラックス効果が期待できるため、普段から疲れやすいと感じていたり、美容に気を遣いたいと思っていたりする方にはぴったりです。
また、体を柔らかくすることは怪我の防止にもつながりますし、ストレッチによる血行改善で基礎代謝を上げることもでき、ダイエット効果も期待できますよ。
嬉しい効果が期待できるストレッチを、数分でも毎日のお風呂上がりのルーティンの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
お風呂上がりのスキンケアやボディケアは、1日頑張った肌や体を労ることができる大切な時間です。
しっかりとケアをすることは、未来の自分の肌を守るためでもあります。
「面倒くさくて十分なケアができていない…」という方でも、お風呂上がりのケアをルーティン化してしまえば案外慣れてしまうこともあるでしょう。
お気に入りのスキンケア商品やボディクリームなどを揃えて、毎日のお風呂上がりルーティンを楽しみましょう♪
▶︎朝夜2回のお風呂のメリットについてはこちら