キャバ嬢やホステスにとってお客様に営業連絡をメールやLINEで行う事は必須事項です。
そうは言っても「どうすればいいかわからない」「コピペでみんなに送ればいいの?」「連絡はしてるけどなかなか指名に繋がらない」など営業メールや営業LINEの悩みはつきないものです。
今回はそんな営業連絡について基本のテクニックを説明しますので、自分なりにアレンジを加えながらぜひ使ってみてくださいね。
目次
最初にどうして営業メールや営業LINEが必要なのか説明します。キャバ嬢やホステスがお店で働いている時間は1日長くても5時間程度です。その中で1人のお客様の席にずっと着いている事はほぼありません。
フリーのお客様や本指名のお客様の席に着いて1度の来店で満足させてしまうと次回の来店に繋がりません。
フリーのお客様が指名にするかどうかや、本指名のお客様が次回もう1度会いたいと思うかどうかは営業時間外の連絡でいかにお客様の心を掴めるか否かにかかっていると言っても過言ではありません。
フリーのお客様だとお店で話を出来るのは15分から20分なので更に営業時間外の連絡が大切です。そのため営業連絡は必要になってきますし、これが上手いか下手かでお客様の数もかわってきます。
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それでは具体的にどんな営業連絡をすればいいのか3点挙げて説明していきます。普遍的に使いやすいものを挙げるので使ってみてくださいね。
お客様にとってキャバ嬢やホステスの女の子は普段なかなか出会えない女の子です。しかも連絡先を交換してくれたお客様は多少なりともその子に興味を持っています。
そんな女の子がお店以外の時間で何をしているのかな?と男性なら気になるものです。
プライベートな内容を送って意外な一面を見せてより興味を持ってもらえることもあります。
もちろんプライベートなら何でもいいわけではなく他の女の子と違う一面を見せるのが大切です。お客様は基本的に色んなお店の色んなキャバ嬢やホステスから営業メールや営業LINEが送られてくるので、他のキャバ嬢やホステスが送らないような内容を送るとお客様に覚えてもらいやすくなります。
お店でお客様と会話した内容から連絡するのは基本ですがとても効果があります。お客様とした会話の続きをしたり、お客様がオススメしてくれたドラマやアニメを観てその感想を伝えるのも興味をもってもらえるテクニックです。
キャバ嬢やホステスは色んなお客様と話していることはお客様もわかっています。その中で「俺とした話を覚えてくれている」など特別感を与える事と好感をもちやすくなります。
キャバ嬢やホステスにとっては1対複数の関係でも、本指名のお客様にとっては1対1の場合も多々あります。そんなお客様の場合は普遍的な内容の営業メールや営業LINEを送るよりもふたりにしかわからない内容の連絡をする方が喜ばれます。
ふたりにしかわからない様な内容を送るためには、そのお客様と親しくなり会話の内容をメモするなど工夫をしましょう。長く続いているお客様とは記念日や誕生日などイベントごともあるのでその様なポイントで忘れずに連絡すると喜ばれます。
ここからはお客様に送る営業LINEの目的別の内容を紹介します。
具体的にどう営業LINEを送ればいいのか紹介していきます。
お客様に今日来店してほしくてお客様にLINEを送る場合はお客様のタイプや状況を見てスムーズにお誘いすることが重要です。
日常の会話からさりげなくお誘いしましょう。
たとえば
・お店で話した内容を持ち出して「あの話どうなったの?続き聞きたいな」
・〇〇さんが夢に出てきて会いたくなっちゃった!
・今日はお店でイベントがあるよ
などとお客様が興味を持つような内容を送ることがポイントです。
お客様次第ですが、「今日来店予定がないの!助けて!」とストレートに伝えると、頼られていることに喜んでくれる方もいます。
お客様に合わせて内容を変えることがポイントです。
久しぶりに営業LINEをする場合はクリスマスや誕生日、バレンタインなどイベントごとに送ると送りやすいです。
イベントごとに「今日はクリスマスだね!クリスマスは何するの?」などイベントに合わせた内容を送るといいでしょう。
イベントごと以外にもお客様が返信しやすい時間帯に「〇〇さんのこと急に思い出したんだ!」などと興味を持ってもらえそうな内容を送ってみるのも効果的です。
イベント時には他のキャバ嬢やホステスからの営業LINEもたくさんきますので、何でもない日に送る方がお客様も返信しやすいです。
フリーのお客様に営業LINEを送る時は、お店で話した内容を入れましょう。
お店で話した内容を送ると「この子覚えててくれたんだ」と良い印象をもってもらえます。
フリーのお客様に思い切って食事のお誘いを送ってみるのもありでしょう。
賭け同伴にはなりますが同伴につながる可能性もありますし、同伴にならなくても次の指名に繋がる可能性はグンと上がります。
賭け同伴をするために、フリーのお客様とは必ず食事の話題で盛り上がり、そのまま同伴のお誘いをするキャバ嬢もいます。
キャバ嬢やホステス側も1日に連絡できる限度があり、むやみやたらに送るのでは手間ばかりかかって送らなければならないお客様への連絡が疎かになってしまうリスクもあります。ここでは連絡を送る頻度やタイミングを説明します。
極端な例ですが、週に2〜3回お店に来てくれるお客様と、3か月や半年に1度くらいの頻度でしかお店に来てくれないお客様のどちらに連絡をするのが大事かと言うと、週に2〜3回お店に来てくれるお客様に連絡するべきですよね。こんな風にお店に来てくれる頻度で営業する頻度を変えるのも負担を減らす上で重要です。
毎日連絡が欲しい方もいれば、あまり連絡してほしくない方もいます。
あまり連絡をしてほしくないお客様にとっては頑張って送った営業連絡でも「しつこい」と思われるとせっかくの努力が無駄になってしまいます。
お客様が指名でお店に来てくれた日や、お客様と初めて連絡先を交換した日は連絡をするのは当然ですがそこからはお客様とのやり取りの空気感を読んで頻度を合わせていくことが大切です。
営業連絡は基本的にお店の営業時間外に送る事が大切です。
お客様はお店の営業時間中にしか連絡が来ないキャバ嬢やホステスからは遠回しに「お店に来い」と圧をかけられている気になります。
営業時間外にも営業時間中にも送る場合は問題ありませんが、キャバ嬢やホステスは出勤時間までに営業連絡を済ませてその日の来店予定を多く作ることが大切です。
お客様の誕生日はもちろん、お客様の仕事に関するタイミングも送るポイントです。例えばお客様の大事な商談の時や出張の時に「気を付けてね」や「頑張ってね」などの簡単な一言で前項でも触れた「ふたりにしかわからない内容」や「接客中の会話内容を織り交ぜた内容」を簡単に抑える事も可能です。
効果の高いタイミングで連絡するとよりお客様に刺さる営業ができるのでぜひ送ってみてくださいね。
最後に営業メールや営業LINEを送る注意点を踏まえたポイントを説明します。ポイントをキチンと抑えられるだけでも他のキャバ嬢やホステスとは違うと思っていただける事もあるのでぜひ参考にしてください。
まずは基本の疑問符を使うです。営業連絡をする上でお客様とのやりとりの継続はとても大切になってきます。
ただの出来事の事実を送るとお客様は「返信しなくても良いか」となってしまいますし、どう返信すればいいかわからないこともありますので、返信しやすい疑問符をつけるのは有効です。
例えば「今日美容院に行った」と送るだけならただの出来事の事実で「あ、そうなんだ」でお客様の中で完結してしまう場合もあります。
疑問符を使って「今日美容院に行ったけどどう?」と写真を一緒に送るだけでも、お客様は返信しやすくなります。
お客様によっては連絡してほしくない時間もあります。例えば寝ている時間や、家庭があるお客様は家にいる時間など様々な理由によって連絡してほしくない時間があります。迷惑だと思われるとブロックされてしまうこともあるので注意が必要です。
お客様と連絡先の交換をした際に「いつ連絡したら返事しやすい?」など聞いたり「このお客様はこの時間や曜日は返事くれないな」などの気付きからその時間を避けてみるのもポイントのひとつです。
営業連絡をする上でそのお客様の名前や普段お店で呼んでるあだ名などを付けるだけでもお客様は喜びます。「~さんとたくさん話せて楽しかった」や「~さんと一緒に行ったご飯屋さんおいしかった」とほんの少しの違いで喜ばれるのでぜひ名前を呼んで連絡してみてくださいね。
毎日多くのお客様に営業連絡するのは大変なので、ついコピペで営業連絡をしてしまう場合もあると思いますが普段から多くのキャバ嬢やホステスから連絡がくるお客様にはコピペである事はバレバレです。コピペ丸出しの連絡をされると嫌な気持ちにさせてしまうので絶対に避けましょう。
基本となる文章はコピペでもその中にお客様の名前をいれたり少しアレンジするだけで受ける印象はかわります。是非ひと手間加えてみてくださいね。
どれだけ営業LINEを送っても返事をくれないお客様もいらっしゃいます。
そんな時の対処法を紹介します。
お客様が返事をくれないのには理由があります。
仕事が忙しかったり、奥様や彼女にLINEを見られてしまって返事ができなかったり、理由はさまざまです。
返事をもらえないことに不安を感じてしまいますが、「なんで返事をくれないの?」などと詮索してしまうとお客様の負担になってしまい、ブロックされてしまう可能性もあります。
既読がついてる以上はお客様はLINEに目を通してくれています。
イベントごとや誕生日にのみLINEを送るなど、忘れられない程度の距離感をおきながら連絡をしましょう。
返事がなくて不安になってしまうのもわかりますが、返事がないお客様へのLINEは1通に納めましょう。
内容を何通ものLINEに分けて送ったり、追撃でLINEを送ったり、スタンプを連打するなどすると、お客様に迷惑をかけてしまいます。
返事がもらえなくてもじっくり待つことが大切です。
営業メールや営業LINEの上手さは稼げるキャバ嬢やホステスの秘訣ですし売れている子で営業連絡が下手な子はほぼいません。
ほんの少しの工夫やお客様に寄り添った連絡が出来るだけで他のキャバ嬢やホステスと差別化できます。最初はなかなか上手く行かない事もありますが、基本を守りつつ自分に合ったアレンジを加えて営業連絡上手になってくださいね。