乾燥肌を内側から改善する食事や栄養、漢方を詳しく紹介

乾燥肌を内側から改善する食事や栄養

何度も繰り返す肌の乾燥。正しいスキンケアを行なっていても肌が乾燥してしまう方も多いでしょう。
乾燥肌を改善するためには食事や漢方で体の内側から栄養を取り入れることも大切です。
今回は乾燥肌を改善するために取り入れたい食事や栄養、食事による改善が難しい方には漢方による改善を紹介していきます。

乾燥肌改善には食事が大切

食事からとる栄養素は血液に取り込まれて全身へと運ばれ、肌の健康のために役に立っています。
そのため、食事からとる栄養バランスは肌の状況に大きく影響します。

肌には「ターンオーバー」という仕組みがあります。
肌のターンオーバーとは、肌の奥にある古い細胞が上に押し上げられて肌の表面に現れ、角質や垢となって剥がれ落ち、新しい細胞へ生まれ変わることを言います。
ターンオーバーは約6週間のサイクルで起きているといわれています。
しかし、ターンオーバーのサイクルは食生活の乱れや生活習慣によって崩れてしまうことがあります。
ターンオーバーが乱れると肌のキメが乱れたり、肌のバリア機能の低下につながり、肌の水分をうまく保てなくなるため、乾燥肌に繋がってしまうのです。

そのため、ターンオーバーを正しいサイクルに戻すためには食生活を見直すことが大切です。
食生活を見直して、肌に必要な栄養素を積極的に取り入れることで、ターンオーバーを正しいサイクルに戻すことができ、乾燥肌の改善が期待できます。

乾燥肌の方が摂るべき栄養素

ここからは乾燥肌の方に積極的に取り入れてほしい栄養素を紹介します。

タンパク質

乾燥肌を改善するために摂り入れてほしい栄養素の1つ目はタンパク質です。
肌はもちろん、爪や髪などもタンパク質からつくられています。
また、タンパク質にはアンチエイジング化粧品などによく配合されている「コラーゲン」も含まれているため、積極的に摂取するといいでしょう。
肉や魚、卵や大豆などに含まれてます。

ビタミン

乾燥肌改善のために取り入れてほしい栄養素の2つ目はビタミンです。
ビタミンにはさまざまな種類がありますが、ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンEは美肌を作るために欠かせない栄養素です。
肌にうるおいを与え、ターンオーバーを整えるビタミンAはレバーや小松菜、ほうれん草などに含まれています。
ターンオーバーを整え肌荒れを防ぐビタミンBは肉や魚、貝類などに含まれます。
コラーゲンの生成を促進するビタミンCは果物や野菜に含まれます。
ターンオーバーを促し、肌のバリア機能を高めるビタミンEは豆乳やアーモンド、アボカドなどに含まれています。

さまざまなビタミンがありますが、この4種類は積極的に取り入れることで乾燥肌の改善につながるでしょう。

必須脂肪酸

3つ目に紹介する栄養素は必須脂肪酸です。
必須脂肪酸には乾燥を内側から防ぐはたらきがあります。
肉や魚、植物油や種実類に多く含まれています。

脂肪酸には2種類あり、人間の体の中で作り出せる脂肪酸と、体の中では作り出せない脂肪酸があります。
必須脂肪酸は後者で、体の中では作り出すことができません。
そのため必須脂肪酸は食事などから積極的に取り入れる必要があります。

亜鉛

最後に紹介する乾燥肌の方に取り入れてほしい栄養素は亜鉛です。
亜鉛はターンオーバーに必要な酵素を作るはたらきがあります。
そのため、ターンオーバーを維持するためには欠かせない栄養素です。
亜鉛は牡蠣などの魚介類や肉、海藻やチーズなどに多く含まれています。

乾燥肌改善には漢方もおすすめ

食事以外にも乾燥肌の改善に効果的なものに漢方があります。
漢方も体の内側から乾燥肌の原因にアプローチすることができ、乾燥肌の改善を期待できるでしょう。

漢方とは

漢方とは、さまざまな植物や鉱物などの生薬を組み合わせて作られた薬です。
漢方の考え方は、人間の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つからできており、「気」は体のエネルギー、「血」は全身を巡って栄養を与えるもの、「水」は体の潤い、というものです。
これら3つはお互いに影響しあっており、3つのバランスを整えることが大切だと考えられています。

乾燥肌におすすめの漢方2選

ここからは乾燥肌の症状に合わせたおすすめの漢方を3つ紹介します。

当帰飲子(トウキインシ)

1つ目に紹介する乾燥肌におすすめの漢方は「当帰飲子(トウキインシ)」です。
当帰飲子は「血」と「気」を補い、肌に栄養とうるおいを与えます。
そのため肌の乾燥や乾燥によるかゆみ、湿疹や皮膚炎に用いられることの多い漢方です。

温清飲(ウンセイイン)

続いて紹介する乾燥肌におすすめの漢方は「温清飲(ウンセイイン)」です。
温清飲の効能は月経不順や更年期障害、となっていますが
実際にはアトピー性皮膚炎や乾燥肌による赤みやかゆみ、ヒリつきなどに用いられることの多い漢方です。

まとめ

今回は乾燥肌を内側から改善する方法を紹介しました。
乾燥肌は化粧品やスキンケア以外にも、正しい食事や必要な栄養、漢方などを取り入れることでも改善が期待できます。
正しい食生活を心がけ、乾燥肌を内側から改善するようにしましょう。